先月より2か月間にわたって行った、バレエ教室での講座。
途中、ホームワークとして1週間、講座の内容を活かして食生活やコンディションに関する記録をつけてもらい、コメントを添えてお返ししました。
”五感を活かした食選択”ができるようになることも今回の講座の一つの大きな目標。
自分のからだやこころの声を感じ取る練習をしてもらいたかったので、食事内容に関する項目だけでなく、そのような欄も設けました。
やってみた感想として、「自分のからだについてもっと知りたいと思った」「発見があって面白かった」「気づかないうちに(お菓子など)食べ過ぎてしまうのを確認できた」など、メリットも大きかったようで、引きつづき記録を続けたいという声が多かったです。
講座等で得た情報を実践していくことも大切ですが、人のからだもこころも千差万別。
「それをやってみてどうか?」自分のからだやこころ、パフォーマンスの状態や変化を感じ取る作業をセットにすることが、自分にあった食べ方を見つけるためにとても大切だと考えています。
体重や体脂肪率、成長期だと身長の変化も一緒に把握していくと良いですね。
記録をつける時間は、自分と向き合う時間。日々記録をつけることは、そういうタイミングを意識的につくることにつながると思います。
さらに、食べものの選び方や食べ方を変えて、割とはやく変化を感じることもあれば、何か月か続けることで実感するようなこともあります。
記録しておくことで、あとから振り返っていろいろ考察することもできますね。
自分を知ること、見つめることの一環としての記録、おすすめします。
写真は、講座準備中の風景。講座が始まる前から、みんな料理カードに興味深々でした!
管理栄養士・公認スポーツ栄養士
伊藤あゆみ