4月下旬より約二週間インドのムンバイへ行ってきました。IMG_3071

気温はすでに33℃。湿度も高く除湿機のタンクがすぐにフルになっていました。

食物アレルギーを持っている場合、合宿や外食では事前に除去食をお願いしたりホームページでメニューを確認したり、場合によっては持ち込みするスポーツ選手もいるかと思います。

インドのレストランやスーパーでは宗教上の理由からベジ(ベジタリアン)とノンベジ(ベジタリアンではない)の両方の料理や食品が売っています。また、アメリカからの輸入食品も多いようでアメリカ合宿で目にしていた商品も多々ありました。IMG_3138

写真の白いクレープのようなものは南インド料理のアッパム(AAPPAM→メニューを見た時に○○太郎のPPAP⁈と思いました)です。米や米粉、ココナッツミルクで作るため小麦、乳製品、卵アレルギーでも食べることができます。モチモチとしていて日本人好みの味でした。

とはいえ、選手は簡単に手を出すことはできませんよね。実際、表示にはアレルギー物質が含まれていなくても品質が悪く湿疹やかゆみが出てしまうことも。

今回は、納豆、青海苔、鰹節、じゃこ、桜エビ、梅干し、甘酒、パックご飯、サプリ米を持参。卵、乳製品アレルギーの方と一緒だったためフル活用しました。私自身、お腹を下してしまった際には、甘酒が活躍しました!

2017年夏、陸上のアジア選手権はインドのブバネシュワールにて開催されます。乗り継ぎでの移動では、入国手続き、荷物受け取り→再び預ける、乗り継ぎ便がこない…などのトラブルが生じることも。食事面では事前準備と持ち込みでトラブルを最小限にしておきたいですね。

管理栄養士     田久保美香