外気温の高さや脱水などで、体調不良の選手が多くなる季節です。
大切な試合や合宿、帰省なども重なり、生活リズムも変わりやすい時。
選手の話を聞くと、
「暑さで食欲がわかないので工夫して食べている」
「合宿で練習量が増えた」など、
エネルギー消費量(活動量、運動量)とエネルギー摂取量(食事)のアンバランスが生じていることもあります。
また、
「寝つきが悪い」
「練習時間が変わって食事のタイミングが変わった」
という体調や生活に変化がある選手も。
運動量に合わせて、前もってエネルギー補給や水分補給をするなど、
時間に余裕のある夏休み中のタイムスケジュールや食事内容は、練習を中心に組み立てておくといいですね。
スポーツをするアスリートのみならず、一般の方も体調不調に陥りやすい季節です。
この食欲がわかないタイミングでダイエットにいそしんでしまうと、熱中症のリスクなどもあげてしまいます…
食事は目的のための手段。
体調管理をして、ベストパフォーマンスを!
これはアスリートだけではなく毎日の生活にも共通することですね!
公認スポーツ栄養士 上木明子