とある専門学校の講師をつとめています。
いわゆるコメディカルを養成する学校なので、今後栄養士ともチーム医療で関わる可能性がある学生さん。
そして、もしかして最初で最後の栄養学の講義になるかもしれないという思いから、ついつい熱が入ってしまいます。
医療職として、患者さんがどのような疾患で食事療法を実践しているのか、などは
治療内容の全体像として、把握しておいてほしいところです。
また、患者さんとの話のきっかけとして、食に関することは話が弾むこともあるので、その伝え方のコツも伝えながら。
単なる栄養素についての説明も、今までの経験値を駆使して伝えています。
そして、何よりも学んでほしいのは、食に対する自己管理。
自分の体調管理ができていなければ、そもそも社会に出て活躍できないよ!と何度も何度も伝えています。
自分にとって必要なエネルギーがとれているか、食品選択に偏りはないか、ついついお母さんモードになるのを必死に止めながら(笑
スポーツ栄養もしかりで、単なる表面上の知識だけではなく、それを実践できて初めて活きてくるもの。
基礎的な知識を身に着けた上で、自分自身で体調から食を改善させるスキルを獲得し、さらには食に関する情報の良しあしを判断し選択できること。
これを若い世代の学生に知っておいてもらいたいと思いながら。
すぐに実践して身につけてほしいものです。
講義中に、「へえ~!」「うっそ、マジで?」などと声が聞こたり、
「それそれ、自分のことだ!やばい」とか、こそこそと耳にしますが(笑、
自分の食事を見直す機会になってもらえたら本望です。
しっかりテストはやりますが。。。
公認スポーツ栄養士 上木明子
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【ご案内】
6月30日(日)東京都内にてRainbowringproject主催 第2回スポーツ栄養セミナーを開催します。
今回は伊藤あゆみさんが講師をつとめます。
残り僅かです。お申込みはこちらまで。