いよいよ夏本番!
今年は梅雨明けが早く、すでに夏ばてを感じている選手もいるようです。
この時期は暑さで食欲がなくなったり、
その一方で夏休みに入り合宿などで練習時間が長くなったりと、
食事からの摂取エネルギーと運動での消費エネルギーのバランスが崩れがちに。
短期間に体重を落としてしまうと、体調が悪くなったり、秋の試合に影響がでることもあるため、注意が必要です。
食事はトレーニングとはいえ、疲労で体内での消化吸収率が落ちていてはその効果は少なくなりますね。
こんな時はどうしているの?と選手に質問すると、
「麺類は食べやすい」
「ゆっくりよく噛んで時間をかけて食事をする」
「小分けにして常に何か食べ物を携帯している」など
強い選手であればあるほど、そのような状態で何が食べられるかを考えているようです。
運動量が増えれば、その分食事量も増やす必要があります。
主食の量や補食を増やすなど、
体重などの指標を目安にしながら、食事量が足りているか、考えてみることをお勧めします。
与えられて食べているだけではなくて、
「自分にとって何が必要なのか?」ということを常に意識することが大切。
自炊にチャレンジするのもいいですね!
自分にとって何が必要?
どんな食材や調理法?
どんなタイミング?
食事は嗜好も伴うため、楽しくおいしく食べることが基本。
その上で、こんなことを意識するといいなと思います。
充実した夏を過ごしましょう!
公認スポーツ栄養士 上木明子