5月も末になり、夏に向けて季節が変わってきました。

そんな中、水分補給は意識的にできているでしょうか?

気温の上昇や練習量の増量など、その時の状況によって、水分量やその内容も変化させることが必要です。

ジュニアアスリートのサポートで課題として挙がりやすいのが水分補給。

その内容は、量や質、タイミングなど、各選手によってさまざまですが、

全体をとおして、水分摂取量が少ない選手が多いと感じています。

中学生は特に、補食の摂取が部活の前後で禁止されていたり、

水筒が重くなるため持参するのが面倒になったりと、その理由はさまざまですが、

水分補給の必要性がそもそも知識として少ないように感じます。

私たち、スポーツ栄養士の情報が伝わっていないという責任も感じるところです。

サポート事例として、水分補給をしっかりしただけで、練習中のパフォーマンスがよくなったり、便秘が解消されたりと、よい報告も多数あります。

飲む習慣がない選手はまずそこから。

「日中に水筒に入れた〇ℓは必ず飲む」

「練習中は最低でも〇〇mlは飲む」など、

具体的に量を決めて水分補給に取り組んでみるものいいですね。

指導者の方も、定期的な水分補給の声掛けと、自由飲水の奨励をお勧めしていただければと思います。

保護者の方も、持たせた水筒が空になっているかご確認を。

こんなお話しも、ご依頼いただいているジュニアアスリートのセミナーでより実践的な内容をお話しする予定です。

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公認スポーツ栄養士 上木明子

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